吠陀占星の宮主配置(ハウス)

個人チャート · 生涯の特徴安定☉︎インド占星術

ホールサイン方式のヴェーダ図では、それぞれのバーヴァはその星座の支配星が司り、その支配星自身もどこかのバーヴァに在住している。宮主飛宮はこの二点を結ぶ線を読む技法で、ある生活領域の事柄が別の領域へ渡され、そこで実現される構造を示す。一つの図につき十二本が引かれ、出生図が定まった時点で固定され、暦とともに動くことはない。百四十四の形は二つの区分で分かれる。前段は源となるバーヴァで誰の事柄かを示し、後段は支配星が在住するバーヴァで、どこで着地するかを示す。読む際はまず前段を確かめ、次にどの領域へ渡されたかを見る。

詳解

宮主飛宮が成立する前提は、ホールサイン方式における固定的な支配関係にある。上昇星座が定まれば十二のバーヴァの星座も順に定まり、各バーヴァの支配星はパラーシャラの支配表から導かれ、その支配星が実際に在住するバーヴァを見ることで、源から着地点への一本の線が得られる。読解は三層で構成される。源のバーヴァは扱われる事柄の種類を定め、在住のバーヴァはその事柄が実現される場を定める。両者の組み合わせが負荷の方向を決め、第6室、第8室、第12室へ落ちる場合は消耗と露出を、ケンドラやトリコーナへ落ちる場合は支持と蓄積を示す。強弱は支配星自身の品位、傷つき方、同室の星が決めるため、在住室は方向のみを定め等級は定めない。比較する際は、源を固定して十二の着地点を横に読み、次に着地点を固定して十二の源を縦に読む。

かたち

よくある質問

宮主飛宮と惑星の在住室はどう違う?
惑星の在住室は一つの星がどこに座っているかを見る。宮主飛宮はあるバーヴァの支配星がどこへ移ったかを見るため、単独の星の位置ではなく二つのバーヴァを結ぶ線が対象になる。
宮主飛宮は時期によって変わる?
変わらない。上昇星座と十二の支配星の在住は出生図の確定時に定まり、生涯そのままになる。時期の進行はこの線を刺激することはあっても、線自体を動かすことはない。

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