第6室の主星が第12室へ
面倒は誰も見ない場所へ消えていき、金の流れも同じように消える。表に出ない支出、ひとりでいる時の消耗、遠方での雑事がいちばん追いにくいため、使途を説明できない直近三件の支払いに印をつける。
詳解
第6室の主星が第12室、すなわち隠退、異郷、消散、見えない損耗の座に落ち着く形で、出生図の生涯にわたる構造として働く。古典は凶室の主星が別の凶室に入る形に余地を認め、第6室の事柄の直撃を和らげうると見る。争いや競合は正面から噴き出すより立ち消えになりやすい。代価は可視性に出る。消耗は表に出ない支出、慢性の軽い不調、遠方での用事という姿へ移り、見えないがゆえに手当てが遅れる。帳簿と体の数値を定期的に洗い出して表に載せるのが実務的な読み方になる。第9室に入る形が規則を引いて収めるのに対し、こちらは退避と希釈で収める。
よくある質問
- この配置では敵が自然に消えるのですか?
- 伝統にはそうした読みがあり、競合や争いが正面から形をとりにくいとされる。ただし同じ構造は消耗を気づきにくい経路へ移すため、見えない支出や慢性の問題のほうが厄介になる。両面を量る必要があり、判断は主星と第12室の状態による。